朝から神保町に用事で行ったので、半蔵門線の帰り道に表参道で途中下車。
ココ、表参道は以前の仕事の事務所があったところなので、
この雰囲気はちょと懐かしいですねぇ。
途中下車してまでも歩いた目的はココ、”岡本太郎記念館”です。
こんなに近かったのに実はまだ来たことなかったんです。
生家は川崎で生田緑地には”岡本太郎美術館”がありますが、
ココは太郎さんが作品を作り続けたアトリエだったところ。
まさに芸術が”爆発”した現場だったワケですね。
下の青いのは、”坐ることを拒否する椅子”。
だから坐ってないですよね、きっと。ケツ痛いもん。
『人生はキミ自身が決意し、貫くしかないんだよ。』
『自分という人間をその瞬間瞬間にぶつけていく。
そしてしょっちゅう新しく生まれ変わっていく、
エネルギーを燃やせば燃やすほど、ぜんぜん別な世界観が出来てくる。』
そしてしょっちゅう新しく生まれ変わっていく、
エネルギーを燃やせば燃やすほど、ぜんぜん別な世界観が出来てくる。』
『僕は流れるって感じが好きなんだ。固定したものは全然つまらない。』
『年とともに若くなっていくのが自分でわかるね。』
太郎さんの生命エネルギーは止まるところを知らない。
こんな蝋人形でさえすごい目力というか威圧感がありました。
『逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。』
『生きる日のよろこび、悲しみ。一日一日が新しい彩りをもって息づいている。』
『なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。』
どの言葉をとっても力強い。
去年原画が見つかったらしい坂口安吾『花妖』の”挿絵”。
58話分58作品で、うち54作品が展示してありました。
こんな”つげ義春”さんみたいな、弘兼憲史さんみたいな黄昏な絵も描いてたんですね。
『美ってものは、見方次第なんだよ。』
『挑戦は美であり、スタイルだ。』
『自分を大事にして、傷つきたくない、そう思うから不安になるんだよ。』
こんなお庭で昼寝したら相当充電できそうですね。
”ハチがいます”なんて注意書きがありましたけどね…。
しかしこんな太郎さんのパワーに今までどれだけ救われてきたことだろう…。
亡くなってから既に20年近くも経ってるのに、今でもまだまだ鮮烈です。
『四角い枠にこだわるな。キャンバスからはみ出せ。』
岡本太郎記念館